それから間もなく命は暴走族、の黒蛇姫になった


理由は簡単、桐生君が其処の総長だから


そして命のせいでいじめられている私も「守る」といわれ姫にされた


桐生君やそのほかのみんなはすごくいい人だった


みんな話しかけて一緒にいてくれる


命のためだとわかっていてもうれしかった


だがある日幹部の二人があることを言った


桐生君がいないとき


みんなとしゃべっていたら


大和君と御影君が


『お前の妹のことなんだけどさ、俺、言うのもなんだけど、苦手、なんだよ』

『あぁ俺もなんていうかしゃべり方とか苦手』

そう言った


まさか命のことをそんな風に言うと思っていなかった


そしてなん週間かしたことだった二つ目の絶望が襲ってきたのは


目の前にいたのは傷だらけでボロボロになり泣きながら桐生君に抱き付く命


そして私がそれをやったという嘘


私は何もしてないのに追い出された


あ、そうか命ゕ


そう、命が嘘をついた


私はそれから学校でいじめられ続け


挙句の果てには黒蛇にも殴られたり蹴られたり


私はもうボロボロだった