あ~いつもより一時間近く時間がかかっちまった



災厄だ




「はぁーもう!早くあの子のところいこ!」




薫も俺とおんなじことを考えてたみたいだな




俺たちはいつもと同じ道を歩きあいつのもとえ急いだ



屋敷が近づいた時だった



「ぁっ!」



少しかすれたか細い声だったが驚いたような声が聞こえ急いで屋敷まで走るとそこにはあいつがいた



「何で!俺たちがいつも呼ぶときは絶対出てこないのに、、、、」



「ァの、その、、、いつも、きてるのに、、、何で今日、こないのかな、、、って」


ポツポツト話し出した


「それ、で、私が、、出てこな、、いこと、にあ、あきれちゃって、、、どっかに、、言っちゃったの、、、かなって、、、」



そう言ったあと、はっとしたような顔をして



「ゴ、ごめんなさい、、、わ、私っ!」



そう言って屋敷の中には言ってしまった



「ま!まって!」



薫と美風そして俺は屋敷に扉まで走って扉をたたいた



「待ってくれ!俺たちにはお前が必要なんだ!」



「そーだよ!僕たちは君をずっとずぅっと探してやっと見つけたんだよ!」



「俺たちにはあなたしかいないんです!」



俺たちはずっと扉をたたき続けた



でもあいつは出てこず俺たちが帰ろうとした時だった



「本当に、私が、、、、必要なの?」



と屋敷から声が聞こえた



「ああ、俺たちはお前が必要なんだ」



そう答えるとこう言った



「貴方たちはいったい何?」



「俺たちは天神だ」



「天、神?それって黒蛇とおんなじ、、、」



「俺たちはあんな奴らとは違う!」



そう言う俺たちにあいつは質問を続けた



「じゃあどんなところ、なの?」



薫が答えた



「みんなあったかくて優しくて面白くて絶対に裏切らないチームだよ!」



「そうですね、一度も裏切りはないですしまずそんな人たちは入れませんからね」



美風が答える



「でも、わた、しは、一度裏切ってるよ?」



「お前は何もしてない、すべての元凶は命のほうだ、お前は何も、悪くない!だから自分を責めないでくれ自分を低評価しないでくれ、、、」



そう言うと



「低評価なんて、、、だって私は命より可愛くないし何にもできないし誰にも信じてもらえないんだよ?みんなみんな命を愛して命を信じて誰もっ!誰も私を見てくれないじゃない!」




泣き叫ぶあいつ




「違うお前は自分のことをわかって無い!お前は、母親に‼父親に‼天神に!愛されてる!ずっと昔からお前は愛されていたんだ!それに、、、」



「お前話命よりも何倍も何百倍もかわいいしきれいなんだ!自分の容姿に自信を持て!」



「誰も見てないんじゃない、お前が見ようとしないんだ!もっとよく周りを見ろお前は愛されてるんだ!」



「私が、会い、されてる?、、、貴方達もお母さんもお父さんも私を必要としてくれてる、の?私、一人じゃ、ないの?私、必要?」



泣きながら聞いてくるアイツ



「そうだ!お前は愛されてるし一人じゃない!お前は俺たちを照らしてくれる、俺を照らしてくれる、、、、光だよ、、、、‘‘天芭‘‘、、、、、」



やっとよべた



お前の名前



アマは空


ハは花の名前に使われている漢字



意味は














空の、、花