「えーだってキモイし?その子の化粧とか顔とかにおいとかしゃべり方とか性格とか存在とか存在とか存在とかぁ」



最後のほう存在だけになってるぞ



「それに、僕さぁ、あんたのこと嫌いなんだ、僕が好きなのはあんたのお姉ちゃん、だよ?」



その言葉に黒蛇は反応した



「あいつは俺たちを裏切っているのに、お前たちだって知ってるだろ」



「あーあの事ですか?でしたら俺たちは信じる気にはなりませんでしたね、まず俺たちは昔から彼女と面識がありましたから」



そう言った美風



そうだ、俺たちはまだ中にもなっていないときから面識があった



誰があんなうそを信じるか



「昔から面識が?じゃああいつは天陣の姫だったのか!やっぱりあいつ俺たちのことを!」



勝手に思い込んだバカがいい加減なことを言いだした



いい加減、吐き気がする



「勝手なことを言わないでくれないか?誰があいつが姫だといった、お前たちのせいであいつは行方不明になった、俺たちはあいつの行方を追っているんだ、見つけたらその時姫にしたいとは思っているがな?」



あざ笑ってやると二人の幹部らしき男たちが反応して命は心底怒りに肩を震えさせ顔をゆがめまくっていた



「どういう、、、「あっ!もう電車きちゃうよ龍!早くいかなくちゃ!」



薫は男が話しているのを無視して大きな声を出した



「そうですね、、、もう行かないと」


美風もそう言い俺たちは駅に向かった