夢中にさせてあげるから《短編》番外編追加

スーツのイケメンと、ドレスの私。それにバラの花束。

しかも抱き合っていて。

「愛児、帰ろっか」

「ん」

日曜日の夜。

仕事帰りの男性や、OLさん。

恋人同士に家族連れ。

ああ、そうだ。

私は夜空を見上げた。

それから左手を思いきり空へと伸ばす。

「一番、一番、輝いてる」

私が指輪を見ながらそう言ったら、愛児はクスッと笑った。