夢中にさせてあげるから《短編》番外編追加

もう、嬉しすぎる。

「お前、結婚系の話題を極端に避けるからさ、俺じゃダメなのかと思ったんだ。そんな気持ちでいる時に結婚式の二次会に行くって言うからイライラして……」

私は愛児の端正な顔を見つめた。

「私は……愛児に結婚のプレッシャーをかけたくなかったんだ。だって愛児は二歳も年下だし」

言葉の途中で愛児は私の額を指でピン!と弾いて眉を寄せた。

「たった二歳じゃねーか!そんなの気にすんな。それに俺は」

愛児は気まずそうに口ごもった。

「それに、なに?」

「…………」

「なによ」

私がマジマジと見つめていると、愛児はチッ!と舌打ちしてから、再び私を抱き寄せている腕に力を込めた。