そこには樹と…白羽がいた
何故か樹がテンパっていたけど無視して
美夜がいなくなったことを伝えた
もしかして黒岩さん…嘘ついた!?
あの人って本当にトラブルを生む女だね!
もうさん付けする必要ないかな!?
すると白羽がいきなり走り出した
樹と一緒に追いかけると
白羽が初めて見たと言って良いほど声を荒げて
黒岩に抗議していた
…だけど大丈夫かな
あんな大声だして
興奮させない方が…
「…ねぇ大丈夫なの?白羽」
「わかんね…
けどそろそろ止めた方が…」
するとやっぱり予想通り白羽は倒れた
今日のために休んできたんでしょ?
このままで良いわけない!
「白羽!
今日美夜のために来たんでしょ?
好きな人のことガッカリさせちゃ駄目!」
「ケホケホッ…うん…ケホケホッ…」
白羽が倒れたら美夜が傷つく
樹だって哀しむはず
大事な班員が倒れたら私も哀しむ
白羽が倒れたって
何にも良いことないんだよ……!?


