「さっき聞いてきたんだ
今日早退するのかって」
「…柿沢くんストレート…」
美夜の言葉にあたしも頷く
「そうしたら今日は大丈夫だとよ
熱もないし具合も悪くないって
あのまま午後になってくれたら大丈夫だよ」
樹はフイと手を挙げて行ってしまった
私はその後姿を眺めていた
…やっぱり好きー!
そして迎えた班決めの時間――5時間目
私は美夜と共に樹といる白羽の机へと向かう
「樹っ!」
「おー…萌」
樹とは幼馴染だから話すのは慣れているけど
白羽とは1年時同じクラスだったとはいえまともに話すのは初めて
一応自己紹介みたいなのをしておいた
白羽は控えめで美夜と相性は良いかもしれない
そんなことを考え1人ニヤニヤした
そしてふと
白羽が眼鏡を取った姿を見たくなって来た


