「嬉しいでしょ?
好きな相手と一緒に行けるだなんて」
「…当たり前じゃん
萌だって嬉しいんじゃないの?」
「フフッ!まあね!」
樹と同じ班だってだけで
嬉しくなっている私が確実にそこにはいた
何があるかわからないけど
何をしようか考えていると
美夜がバッと勢い良く後ろを向いた
何事か見ると白羽がはいってくるところだった
…教室を開ける音全然聞こえなかったのに
美夜ってば気がついていたの?
どれだけ白羽好きなのよってフフッと笑ってしまった
美夜は気が付かないで席に鞄を置いた白羽の姿を見て
ニマニマと笑みを浮かべていた
「…美夜
凄く嬉しそうだね」
「い…今すぐ行きたい!」
「…マジで恋する乙女ね」
頭の中にお花畑が生まれているであろう美夜の笑顔
溢れんばかりの満面の笑顔
恋する乙女って感じの笑顔で凄く微笑ましかった
…私も樹を想っている時
こんな美夜みたいな笑顔しているのかな?
それだったら恥ずかしいけど
きっとその時は今の美夜と同じ
無意識のうちに笑っているんだろうな…


