「樹…アイツら誰?」
「別に良いんだよ萌は
知らなくて」
だけどアレは本心だ
俺が絶対に萌を守ってやるから
「よくわかんないけど…
樹はやっぱり
私にとっての王子様だね!
樹以外
私の隣に並ばせないよ
…あ
美夜は別だからね?」
「わーってるよ
女にまで嫉妬しねぇよ俺は」
「私も樹の隣にいるのは
白羽以外は許さないからね?」
「俺の隣に並ぶのは
萌と斗真ぐらいだよ
あとは俺になんて近づかねぇよ」
「そっちの方が安心だよ」
学校の廊下なのに
俺の腕に抱きついてくる萌
…すっげぇ可愛い
「絶対に離さねぇから
萌は俺だけのモンだから」
「うんっ!
離さないでくれてありがと!
私は樹だけのモノだよ!」
愛してる…萌
キミはいつまでも
俺の傍に


