僕があの子を好きになっても良いですか?anotherstory







俺は何も言わなかったけど

斗真と黒木さんが全てを代弁してくれた





「スッキリしたよねー!
白羽や美夜が言ってくれて」


「ああ
言おうと思ったけど止めたわ
アイツらバカップルに任しておこうぜ?」


「私たちも負けないぐらいの
バカップルになろうねー?」


「バカップルにはなりたくねぇかも」




黒岩に水をかけられた斗真は

38度の熱を出してしまったようで

今鞄置き場に冷えピタを取りに行っている

黒木さんも付き添いでいない




「ふたりいないけど
花火始めようか?」


「おぅ!」




吹きだし花火を袋から取り出して

1本萌に渡して火を点ける




「火傷するなよ?」


「平気だよ!
樹こそ火傷しないでね?」


「わーってるって」





吹きだし花火や線香花火で遊んでいると

斗真と黒木さんが戻ってきた