萌に斗真を任せて薬を取りに鞄置き場に戻る
すぐに斗真の鞄を見つけて持ってくる
中から見慣れた袋を見つけて飲ませると
斗真はフラフラしながらも立ち上がった
「…黒木さんを探さないと
雨降ってきているし…下手したら風邪引くかも…ケホッ」
「そうだな!
先生に言ってくるな!
斗真はそこで大人しくしていろよ!?
萌!
手分けして先生を探そう!」
「うんっ!
白羽は大人しくね!」
萌と別れて先生を探す
思ったよりも早く見つかった
「先生!
黒木さんが―――」
黒木さんが森の中へ入ったことを伝えた
一応黒岩が嘘をついたことは伏せておいた
このことは俺らが言うことじゃねぇ
先生に言うかは黒木さんと斗真次第だ
先生と先ほどの場所に戻ると
萌も戻ってきていた
すぐに斗真を探すと
斗真の姿が見当たらない
あの鞄も見つからない
「アレッ?斗真?斗真!?」
叫んでいる俺に
話す程度のクラスメイトが来た
「柿沢!
白羽が傘と鞄を持って森の中に…!」
「何っ!?
あの馬鹿…マジで何しているんだよ!?」


