斗真がニコッと笑いかけてくれるのを見ていると
來兄がバスタオルを持ってやってきた
「はい空真」
「ありがと」
「竜真はい」
「サンキュ來兄」
「じゃ…ほら斗真
おいで」
自分の頭にバスタオルを被せた來兄が斗真を呼ぶ
すると斗真は來兄から引ったくるようにバスタオルを取った
「斗真…?」
基本行動がのんびりな斗真にしては珍しい俊敏な動きに
來兄が唖然としている
「平気だよ來真兄ちゃん
僕1人で出来るよ」
「だけど斗真…」
「平気だってば!」
來兄は尚斗真に拭こうか言っても
斗真はやけに頑なに拒んだ
結局來兄が折れた


