僕があの子を好きになっても良いですか?anotherstory









「大丈夫って言う時が
実は1番大丈夫じゃないんだよね」




自分だって酔っているくせに

コイツは本当に優しいんだから



黒木さんに錠剤を渡すと

斗真はすぐに戻ってきてぐったりしていた





「…かっこつけやがって」


「ヘヘ…」


「笑い事じゃねぇんだよ
ぶっ倒れるなよ?」


「平気……」




すると前から黒木さんの斗真を心配する声が聞こえた

ふたりとも自分より他人を大事にするんだな

…まぁ俺もだけど





「平気だよ
ただ少し酔っているみたいだから
そっとしておいてやってよ

…斗真が好きな心配性の黒木サン?」


「か…柿沢くん……っ!」




黒木さんが真っ赤になってしまった

からかいすぎたか?




「黒木さんが熱を出さないよう
萌…ちゃんと見ておいて?」


「わかったわ!」




萌が元気よく返事をする

…やっぱり俺は萌が好きだなぁ

斗真と黒木さんに負けないぐらいな