僕があの子を好きになっても良いですか?anotherstory









そこへ黒木さんを連れてきた

斗真の2番目の兄・空真(くうま)さんが来た

…やっぱり予想通りイケメン




イケメンを間近にしてはしゃぐ萌と黒木さん

その様子を笑いながら見ている斗真

俺も萌が幸せそうな顔をしていて嬉しかった

…萌がイケメンを好きだってことは知っていたから

少しだけ嫉妬したのはここだけの話









「ありがとうございました!」



病院に斗真を連れて行く來真さんの運転する車に乗り

俺と萌は自宅まで送ってもらった

黒木さんはここからまだ先に家があるらしい




「すごかったねー!
白羽ってイケメンに囲まれているんだね!

羨ましい……」


「萌は昔からイケメン好きだもんな」


「イケメンは目の保養だよー!」



ウキウキと得意げに話す萌

…俺はイケメンじゃないけど

萌を守ることは出来るかな……





「どうしたの?樹」


「いや…何でもねぇよ
楽しもうな…自然の森で!」


「うんっ!」





久しぶりに萌と笑った気がした

萌の笑顔を間近で独り占め出来て

俺のさっき抱いた嫉妬心はどこかへ消えていった