「……クウ」
父さんに呼ばれて思わず体を固くした
…無理だってやっぱり反対されるのかな
「別に良いよ」
「……へ?」
「クウがやりたいのならやれば良いよ」
父さんの思ってもなかった意見に
オレは何も言えないで固まった
「父さん…それ本気?」
「本気だよライ
ボクは嘘つかないよ」
「どうしてだよ父さん」
「理由を説明しようかね
リュウ」
父さんは眼鏡を人差し指で押し上げた
「確かに夜の仕事だから
何かと危険と隣り合わせだろうね
でもクウはそれを承知で言ってきているんでしょ?
なら大丈夫
さっきトウも言っていたけど
クウはライやリュウと違ってしっかりしているから
冷静に物事も判断出来るからね
犯罪に巻きこまれないようにしてくれれば
ボクはクウのことを応援するつもりだよ」


