顔もいつの間にか赤みを帯びていて
息をするにも一苦労に見える
「…部屋に戻ろう?な?」
「…うん……」
オレは斗真を抱き上げ
出来るだけ揺らさないよう部屋まで運んだ
ベッドに寝かせ
オレは一旦部屋を出て
斗真の隣の部屋である來兄の部屋に行こうと廊下に出た
あのベッドの機械を使えるのは來兄だけだから…
「クウ?」
「父さん!」
斗真の部屋の扉を閉めた時
キャリーバッグを転がした父さんが立っていた
…父さんもベッドの機械を使うこと出来る!
「父さん早く!」
「お?」
キャリーバッグを廊下に放置したまま
オレは急いで父さんの腕を引っ張った


