「斗真!おい!斗真!!」
「…ッ……」
胸元を押さえて息をするのも苦しそうで
背中をさするも良くなる気配がない
「…ゴホゴホッ…ゴホゴホッ……」
「…っと!そうだ!」
俺は一旦離れて薬のはいる小さなボックス内に収められている酸素缶を手に取った
中に酸素がはいっているもので緊急時にしか使えないって聞いた
「ほら!」
見た目はただのスプレー缶だけど
先っぽは酸素マスクのような形をしているので
それを口元に当ててタイミングを合わせて酸素を送った
「…ッ…ハァハァ……」
「斗真…平気か?」
「…少し……」
ぐったりとオレに寄りかかってきた


