僕があの子を好きになっても良いですか?anotherstory









「…………」


「確かに…來真兄ちゃんや竜真兄ちゃんが言うように危険だとは思うけど…」




オレが黙りこんでいると

斗真は飲み終わったコップをテーブルの上に置いた

そして立ち上がろうとしていたので止めた




「オレが洗っておくから」


「でも……」


「また発作起きたら大変だろ?」


「……うん」


「待ってて
洗い終わったら部屋まで行こうな」





オレはまだほんの少し熱いホットミルクを一気飲みし

斗真のコップと共に台所で洗った

普段は來兄しか入れない――聖域みたいなものだけど

洗うぐらい良いよな



掛けてある布巾でコップの水滴を取り

元あった場所にコップと布巾を取って振り向くと





「……斗真っ!?」




さっきのように床にうずくまる斗真の姿が見えた