僕があの子を好きになっても良いですか?anotherstory









「「……」」




購入したばかりの結婚指輪を目の前に

真琴のご両親は固まってしまった

そりゃそうだろう

いきなり見知らぬ男と真琴がやってきたと思えば

「娘さんをください」と言う前に結婚指輪を見せられたのだから





「パパ…ママ
わたしは…心くんと結婚したい」


「ココロくん…?」


「は…初めまして
白羽…心と申します…」




身分証明のためにいつも持ち歩いている

研究所内に入るためのIDカードを見せた





「遥華大学理学部特別研究所優秀研修員…?
それって…凄いことじゃないか」



受け取った真琴のお父さんが真琴のお母さんと一緒にIDカードを眺める

特別研究所は今じゃメディアで毎日のように騒がれている

そこの研究所にいる10人の選ばれた研修員の内1番優秀な者に与えられる

優秀研修員…それがボクなのだ