僕があの子を好きになっても良いですか?anotherstory








隣に座る斗真が

真っ赤な顔をしていた




「…斗真?
お前大丈夫か?」


「…大丈夫」




あー…なるほどな




「白羽?
もしかして具合悪い?
保健室行った方が良いんじゃない?」


「あー萌
心配しなくても良いぞ」




萌は相変わらず優しいな

俺が風邪を引いて休んだ時も

家に見舞いに来てくれた





「どうして?樹」


「コイツ
免疫力ないのと一緒に
女慣れもしてねーんだよ

だから少しでも黒木さんみたいな美人に話しかけられると
緊張して心拍数とか血圧上がるんだとよ」




…か弱すぎだろコイツ

言いながら思わず笑ってしまった




「そ…そうだったの?」と驚く黒木さんに

「そうなんです…」と斗真がぎこちなく頷いていた