俺は斗真から離れると
斗真について話している萌と黒木さんの元へ行った
斗真が今日は元気そうだと伝えると
黒木さんは嬉しそうな顔をしていた
それを見る萌の顔も嬉しそうだった
用件だけ伝えると
俺は手を挙げて自分の席に戻った
黒木さんが斗真を好きで良かった
斗真が黒木さんを好きで良かった
ふたりがいたからこそ
俺は萌と一緒の班になれたんだ
絶対に成功させる
俺の願いを叶えてくれた
ふたりも楽しませてやる
俺はそう誓った
5時間目になり
担任の合図でクラスメイトが動き出す
俺は斗真の元へ行った
「んじゃ…行くか?」
「どこに?」
「萌たちの所」
「…やっぱり嬉しい?
小谷さんと同じになれて」
「……うるせっ
そういうお前こそ嬉しいんだろ?
憧れの黒木さんと同じになれて」
馬鹿斗真
何でそんなお前はストレートなんだよ
恥ずかしくて爆発しそうになるだろ?


