「…お…かさん…が…ゲホゲホッ」
「おばさん?」
こくりと辛そうに頷く昌
…何考えてんのよおばさんは
「ずっと…ゲホッ…家にいないでって…ゲホッ
たまには…ゴホッ…外出て…ゲホゲホッ…行けばって……」
「アンタは病人なんだよ!?
家で休んでいるのが当たり前でしょう!?」
思わず授業中だということも忘れて叫んでしまった
「…だって…ゲホゴホッ……」
虚ろな瞳を潤ませて咳を繰り返す昌
…もしやと悟ってしまった
「おじさんとおばさん…喧嘩しそうになったの?」
確認するようにゆっくり聞くと
昌は咳をしながら頷いた


