「もうすぐ、クリスマスだね。」


「いちねんって、早いね。水野くんと出会ってからもう4つの季節がすぎようとしてるんだ。」


春、新学期、まだ水野くんのことうわさでしか聞いたことがなくて

凄くかっこいいひとがいるんだ、って
とてもクールで硬派なんだ、って


だけどとくに関心なんてなくて、ただのクラスメイトだった。


夏、水野くんのやさしいところを知った。

かっこいいなぁ、って思ったし純粋に恋をした。

あんな人が彼氏だったらなぁ、ってなんども思った。