そしたらりっちゃんはウィンクをして、それから親指と人差し指で小さなまるを作って。


やったぁ!返事聞けたんだ!


すぐに、そう理解した。


「で、なんの用だよ。」


あっ、水野くんの返事であたまがいっぱいで、水野くんの存在をわすれていた。