水野くんだ……。


そんなとき、水野くんもわたしに気づいたのかガラスごしにバチッと目が合う。


わたしが、視線を外せずにいると水野くんはあごをクイッと中に向けた


入ってこい、って合図だ。


戸惑いながら頷くと、わたしは小走りでファミレスのなかへ入った。