「…みっ、水野くん!」 それって、それって…わたしのことが好きってこと? 教室で水野くんがいった言葉をおもいだす ーーー…なにが、あんなの…だよ。お前には理解されたくもねえよ わたしのこと…、水野くんは……っ。 もしかして、っておもうと気持ちはとまらなくて いままでの水野くんを思い出す。 おはようって言ってくれなかった水野くんも ばいばいって言ってくれなかった水野くんも いまでは、水野くんから声をかけてくれるほどに、なっていて