真っ暗になった外を走り、ふと気づく。 学校の最寄り駅のそばにあるカラオケボックスにきたはずだった 駅に向かって走っていたはずなのに、混乱していたせいか全然しらない路地裏で立ち止まってしまった。 「どうしよう、どうしよう」 さっきまでのこともあり、まだ落ち着かないあたま すぐにスマホだしてりっちゃんに電話をかけた 3コールしてもりっちゃんはでなくて、留守番サービスに接続される。