「あっ、ありがとう水野くん…っ!」 まさか水野くんに応援されるなんて思ってもみなかった、そのひとことだけで想いがまた膨らむ。 「やっぱりだいだいだいすき!」 へへっ、水野くんがそばにいてわたしの気持ちを否定しなくて、それだけでもうじゅうぶんすぎる幸せだ。 駅につき、水野くんとわかれる。 ばいばい、とじゃあな、を交わして別々の電車にのる。