サッと、視線を外されたけどそんなのお構いなし。 「ふふ〜水野くん、今わたしのことみてたでしょ?」 「見てねえ」 無表情で感情の読めない声で出来るだけ少なめに言葉を発する 「えーっ!絶対みてたよ!だって目があった気がするもん!バチッて!バチッて!!」 わたしが嬉しそうにそういうと水野くんはチラッと、わたしを見た後すぐに視線をそらして 「気がする、だけだろ」 そういって教室をでていった。