江戸時代、最強の美剣士と呼ばれた男がいた。 彼の名前は、沖田 総司。 切れ長の瞳には暖かな光を宿し、長い髪は結っても背中に流れるほど。 彼は新撰組一番隊隊長だった。 彼が慕った上司は2人。 新撰組局長、近藤 勇。 そして新撰組服局長、土方 歳三。 正反対な2人だが、それでも総司の2人に対する敬意は変わらなかった。