疾「ほら菜々夏、理央ちゃん困ってるだろ?とりあえずこっち戻れ。」 菜「うわっ、ちょっと疾風ー。」 疾風に首根っこを掴まれてそのままソファーに戻された彼女さん。 そこで初めてちゃんと顔を見た。 うわ、何この子。めちゃくちゃ可愛んですけど。 小さな顔。 クリッとした大きな少し垂れた目。 ぷっくりとしたピンクの唇。 栗色の髪は頭の上でお団子にしてあって、彼女の活発さを物語っている。 そして少し小柄な体はまるで小動物みたいだ。 絶対にモテる。 少なくとも私が男なら惚れてるね、確実に。