No.1ガール〜桜の姫〜①


理「ッ……帰る。」



耐えられなくなった私は早足に入り口に向かった。



このままここにいれば、きっと弱さが溢れ出してしまう。




強くならなくちゃ……強くーーー。





翼「…仲間を作ることがそんなに怖いか?怖いからそうやって逃げるのかよ。」




ブチッ



そう言われた瞬間、私の中で何かが切れた。