No.1ガール〜桜の姫〜①



今日も私は仁のBARに来ていた。



いつものようにココアを作ってもらい、永遠の馬鹿さ加減について話し合っていた時だった。





“カランカラン”




店の入り口にある鐘が乾いた音をたてて、お客が来た事を知らせた。




仁「いらっしゃい、って何だお前等か。」



仁の知り合いが入ってきたのかな?



入り口はちょうど後ろにある為、誰が入ってきたのか私には分からない。



「仁さん久しぶりっす!!」


「こんばんは〜〜。」




うーん、話し方からして仁の後輩か何か?



何となく私は視線を後ろに向けた。




翼「……お前。」


理「…げっ。」


疾「あ、この前の不思議ちゃん。」



後ろを向いた事を深く後悔した。


振り向いた先にいたのは、もう会う事はないだろうと思っていた珀龍神。



しかも今日は4人全員揃っている。



驚き過ぎて変な声出ちゃったし。




はぁーー、最悪だ。



まさかこんなにすぐに会うなんて…。



いや、そもそも仁は珀龍神のOBであってその仁のお店に後輩であるコイツ等が来る可能性は十分にあるわけで。



…うん、私の考えが浅はかだったよ。