陸「ったく…。とりあえず、その時に理央はあいつ等に興味を持たれたってわけ。」



へぇー、興味ねえ…。



永「興味って、理央何かしたのか?」


理「んー?ただ、珀龍神の喧嘩に巻き込まれて、成り行きで相手の総長を私がぶっ飛ばしちゃったってだけ。」



永「成り行きって…、どんな成り行きだよ一体。」



そんな呆れた目で見ないでよ。


本当に成り行きだったんだから仕方がない。


しかもあれは完全に正当防衛だ。



……ちょっとは楽しんでた所もあるけど。



陸「今の所何も掴めてねえみたいだけどな。どうせ心配なんてしてないだろ?」




当たり前じゃん。


珀龍神がどう頑張ろうと情報が出てくるわけない。


それに学校での私は変装してるわけだし、あの姿の理央で珀龍神に会う事はもうないだろうからね。





と、この時は思ってた。