ここはもう強行突破しかないか。
理「私が何者かをあなた達に教えなくちゃいけない理由はないでしょ?てことで、私はもう帰るから。」
そう言って二人の横を通り過ぎた。
その時、強い風が吹き長い髪がフワッと翻る。
理「あ、そうそう。“守る”なんて言葉、簡単に言わない方がいいよ?」
私は「じゃあね。」と言って二人を残して公園を出た。
ねえ知ってる?
大切な人を守ると決めて守れなかった時の悲しみ、苦しみ、悔やみ、そして何よりも自分に対する憎しみは計り知れない。
それなら守るなんて言わない方がいい。
ーーー大切な物なんて、作らない方がいい。

