No.1ガール〜桜の姫〜①



ここはもう強行突破しかないか。




理「私が何者かをあなた達に教えなくちゃいけない理由はないでしょ?てことで、私はもう帰るから。」




そう言って二人の横を通り過ぎた。


その時、強い風が吹き長い髪がフワッと翻る。




理「あ、そうそう。“守る”なんて言葉、簡単に言わない方がいいよ?」



私は「じゃあね。」と言って二人を残して公園を出た。






ねえ知ってる?


大切な人を守ると決めて守れなかった時の悲しみ、苦しみ、悔やみ、そして何よりも自分に対する憎しみは計り知れない。





それなら守るなんて言わない方がいい。





ーーー大切な物なんて、作らない方がいい。