バキッ
私の蹴りが顔にヒットした黒焱総長は、地面に倒れて動かなくなった。
ふぅー、ちょっとやり過ぎたかな?
ま、でもこれでしばらくは起きてこないでしょ。
パンパンと着ていたパーカーの裾を払う。
翼「…おい。」
すると、前から神谷翼と五十嵐疾風が歩いてきた。
どうやら向こうも片付いたみたいだ。
理「何?」
翼「…お前、一体何者だ?」
やっぱりそう来るよね…。
理「ちょっと面倒事に巻き込まれた“ただの”女の子?」
私は“ただの”を強調した。
たぶん無意味だろうけど。
疾「ただの女の子が仮にも族の総長を倒しちゃうわけないでしょ。」
五十嵐疾風からのもっとも過ぎる意見。
う〜ん、どうしようかな…。

