No.1ガール〜桜の姫〜①



バキッ


私の蹴りが顔にヒットした黒焱総長は、地面に倒れて動かなくなった。




ふぅー、ちょっとやり過ぎたかな?



ま、でもこれでしばらくは起きてこないでしょ。




パンパンと着ていたパーカーの裾を払う。



翼「…おい。」


すると、前から神谷翼と五十嵐疾風が歩いてきた。



どうやら向こうも片付いたみたいだ。




理「何?」


翼「…お前、一体何者だ?」



やっぱりそう来るよね…。


理「ちょっと面倒事に巻き込まれた“ただの”女の子?」



私は“ただの”を強調した。


たぶん無意味だろうけど。




疾「ただの女の子が仮にも族の総長を倒しちゃうわけないでしょ。」




五十嵐疾風からのもっとも過ぎる意見。



う〜ん、どうしようかな…。