その後、私と翼は外にいた疾風たちと合流。
無事、珀龍神の倉庫に戻った。
菜「理央〜〜!!無事でよがっだよお〜〜!!」
幹部部屋に入った瞬間に菜々夏が私めがけて走ってきて思いっきり抱きしめられた。
理「菜々夏1人にしてごめんね、大丈夫だった?」
菜「う〜、私は何ともないよッ!理央の方がきっと怖かったのに…。」
顔を赤くして大きな目に涙をいっぱい溜めた菜々夏。
様子からしてきっとさっきまで泣いていたんだろうな。
安心させるようにポンポンと菜々夏の背中を優しく撫でる。
理「もう泣かないで?私はちゃんと帰ってきたんだから、ね?それから翼に伝言ちゃんと伝えてくれてありがとう、菜々夏。」
菜「グスンッ理央〜〜!!」
あらら、また泣いちゃった。
仕方ないか、菜々夏もがんばったもんね。
それからしばらく菜々夏は泣きやまず、ずっと私にくっついていた。
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