ーガチャ
「よう、お姫様のお目覚めかい?」
部屋のドアが開くと数人の男が入ってきた。
理「大人しく付いて来たのに薬で眠らせるは手足を縛るはで扱いが雑なんじゃない?」
「フっ珀龍神のお姫様は強気だな。ま、念のためにな?」
そう言いながら近づいて来た男は、ソファーに座っている私の目の前でしゃがみ気持ちの悪い笑みを浮かべながら私の頬を触った。
ゾワっと全身に鳥肌が立つ。
理「触らないで。」
そう言って睨むが男は余計にニヤリと笑うのみ。
「その顔すっげぇそそられる。こんな上玉目の前に我慢ももったいねえよな〜。時間もたっぷりある事だし、珀龍神の奴らが来るまでお楽しみといきますか。」
そして私はソファーに押し倒され、男が体に跨った。
「めちゃくちゃにされたお姫様を見て奴らがどんな反応するか楽しみだな〜。ククッ俺たち朱雀が全国No.2になるのも時間の問題。」
勝利を確実視している男は嬉しさからか笑いを堪えられないという表情だ。
そう簡単にはいかないのにね。

