だが、とにかく今は理央を見つけることが優先。
何とかして居場所を突き止めねえと。
陸「場所なら分かるぞ。」
突然声がしたかと思うと、ドアのところに陸玖が立っていた。
陸「遅くなって悪かった。ここに来る途中で俺も連中に絡まれてな。色々情報聞き出してたら遅くなった。」
翼「いや、それより場所が分かるって本当か。」
そう聞くと、陸玖は自分のスマホの画面を見せた。
そこにはある街のマップとその上を赤い点が移動している。
疾「…これはGPS?もしかして理央ちゃんの?」
陸「あぁ。理央のスマホにはGPSが付いてる。本人は嫌がって普段は切ってあるが、今回はこれを利用したらしい。」
まさかこんな所で役に立つとはな。と呟く陸玖。
何でもいい、これで理央を助けに行ける。
俺は持っていた煙草を灰皿に押し付けた。
翼「すぐに準備しろ。理央を助けに行く。」
「「「了解!」」」

