ざわつく気持ちを抑えながら、今までにないスピードで倉庫に着いた。
開けっ放しのドアからはいつもの賑やかな声は聞こえない。
倉庫の中に入ると、そこには怪我をしている奴やそれを手当てしている奴、壊れたものを片付けている奴もいた。
優「派手にやってくれちゃってんじゃん。」
翼「…あぁ。」
怒る気持ちを抑えながらも、冷静に足を進める。
「…総長…。」
すると、俺たちに気が付いたメンバーの1人がそっと近づいてきた。
「…あの、総長。」
翼「何も言わなくていい。…遅くなって悪かったな。」
「っ…すみません。」
俺はそいつの肩をポンっと叩いて幹部部屋に向かった。

