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理「送ってくれてありがとう。…で、何で翼はそんなに不機嫌なわけ?」
いつものように理央を家まで送った俺。
バイクから降りた理央が不思議そうに聞いてくる。
陸「ククッどうせ俺がいるからだろ?」
後ろでは陸玖が面白がっている。
いつもなら俺一人で理央を送って行くのだが、今は闇討ちのこともあり陸玖も一緒だ。
翼「何でよりによってお前なんだよ」
陸「しょうがねえだろ?疾風と陽希は菜々夏の送り、優聖は情報集め。そうなると残ってるのは俺。悪いか?」
翼「あぁ悪い。」
いくら陸玖でも理央の双子の弟。
色々とやり辛いのが本音。
陸「はぁ〜、分かったよ。お邪魔虫はさっさと退散しますかね。…理央、たまには家にも顔出せよ。」
理「ん〜考えとく。陸玖も送ってくれてありがとね。」
陸「あぁ、じゃあな。」
そう言うと陸玖は乗っていたバイクのエンジンをかけ帰っていった。

