陸「翼、お前今のこの珀龍神の状況を理央たちには話してあるのか?」
翼「…いや、まだ何も言ってねえ。」
と言っても、理央は倉庫のこの空気に何かしらの違和感は感じとってるだろうけどな。
姫である二人には闇討ちのことは隠してきた。
今のこの状況では不安と心配させることは目に見えていたからだ。
陸「なら、そろそろ話した方がいいぞ。二人に今の状況を把握しといてもらった方がこっちとしても守りやすいだろ。」
疾「その事は俺たちも考えてた。どうする翼、今から話すか?」
翼「あぁ。陸玖、お前も来い。」
俺は下っ端たちに「今日はもう解散してゆっくり休め」と伝えてから陸玖を連れて幹部部屋に戻った。

