†翼 side†
大翔からの知らせを受けて下に行くと、滅多に倉庫には来ない陸玖の姿があった。
疾「翔平と洸哉は?」
陸「二人なら今奥で手当を受けてる。怪我は大したことねえから心配いらないだろ。」
その言葉でとりあえずホッとする。
大「陸玖さんが翔平と洸哉を助けてくれたんです。でないと、きっと二人は今ごろ病院でした。」
クソ、またか…。
翼「…陸玖、何があった。」
陸「あぁ。」
陸玖の話によれば、闇討ちの件で街にいたところ、妙な男達が路地裏に入って行ったんで後を付けてみると翔平と洸哉が襲われていたらしい。
陸「俺が来たことに気づいたらすぐ逃げちまったけどな。追いかけても良かったんだが、二人があんな状態だったからよ。」
翼「…そうか。助けてくれてありがとな。」
俺は陸玖に礼を言った。
陸玖がいなければ二人の怪我はここでの手当てだけでは済まなかっただろう。

