ブーッブーッブーッ


陽「あ、俺のだ。」



そう言うと、陽希はスマホを片手に部屋を出て行った。



菜「ねえ理央、皆どうしたのかな?」



さすがの菜々夏もこの雰囲気にはどこかおかしいと感じている。



理「心配いらないよ。ほら、暇だしゲームしよう!」


菜「え、理央がゲームなんて珍しい!するする~~!!」



ふぅー、何とか気は紛れたかな?



ゲームの用意をする菜々夏を見て少し安心する。



ごめんね菜々夏。


本当のことを言うと、私は皆が倉庫にいない理由を知ってるんだ。



これでも一応、元No.1の総長だからね。



皆の様子がおかしくなってすぐ、私は悪いと思いながらも珀龍神の情報をハッキングしてみた。



そこで出てきた内容はこうだ。