No.1ガール〜桜の姫〜①



サーっと潮風が頬を掠めた。



翼「…そろそろ戻るか。」



そう言って立ち上がった翼。



…もう少し、一緒にいたいな。




翼「……理央、どうした?」


理「え?あ!ご、ごめん!!」




気が付くと私は翼の浴衣の裾を掴んでいた。




やってしまった…。



絶対変に思われちゃったよね??



理「ご、ごめん!何でもないから気にしないで?」



私はパッと手を離した。


まさか無意識に掴んじゃうなんて……!