翼「フッ、顔真っ赤。」 理「んな!?き、気のせいじゃない??」 赤くなった顔を見られた事が恥ずかしくて、私はサッと翼から離れた。 やばい、本当にやばい。 翼に背中を向けてパタパタと火照った顔を仰ぐ。 翼「で、飲み物は買ったのか?」 理「え?あー、気が変わったの。だから買ってないよ。」 何とか火照りも治ったので再び翼の方を向いた。 翼「ふーん…なら行くぞ。」 理「え?ちょ、どこ行くの!?」 突然、翼は私の手を取って歩き出した。 戻るなら反対方向だよね? もしかして翼間違ってる?