さーて、皆が来るまで何してよっかなー?
となりをチラッと見ると、翼はいつものごとくレジャーシートに寝転んで目を瞑っていた。
翼って、細いのに意外と筋肉あるんだなー。
パーカーから覗く、綺麗に割れたお腹。
程よく筋肉のついた足や腕。
…って、私何変態みたいな事言ってんの!?
首をぶんぶん振って、持って来ていた本を開いた。
本に集中しよう。
とは思うけど、やっぱり気になって再び翼を見る。
理「っ!?お、起きてたの??」
さっきまで目を瞑っていた翼とガッツリ目があった。
びっくりし過ぎて動揺しまくっちゃったよ。
翼「寝ようと思ったけど隣からえらく視線を感じるもんで起きたんだよ。」
ば、バレてた?
理「あ、あははー…。」
とりあえず笑って誤魔化す。
あなたの体に見惚れてました!何て口が裂けても言えるわけがない。

