菜「え…あれ、行くの?」
今までノリノリだった菜々夏の顔が急に強張る。
理「菜々夏どうしたの?」
陽「理央知らねえのか?菜々夏はああ言う絶叫系は苦手なんだぞ。」
理「え、そうなの??」
どちらかと言うとそういうのには強そうなのに。
菜「だ、だっていつ落ちるか分かんないじゃん!無理!絶対に無理!!」
そう言って反対方向に行こうとする菜々夏の肩をガッシリ掴む。
理「菜々夏ー?どこ行くのかな?」
菜「ちょ、ちょっとトイレに…。」
嘘だね。さっき行ったばっかじゃん。
絶対逃がさないんだから。
理「ほら行くよ!陽希、菜々夏が逃げないようにちゃんと捕まえててね。」
陽「おう!任せとけ!」
菜「いーやーだーー!死にたくないよー!!」
大袈裟な。そんな簡単に死ぬわけないでしょ。
私と陽希は必死に抵抗する菜々夏を他所に、このプールで1番大きなウォータースライダーに向かった。

