仁はきっと気づいてる。 私が今なにを思ってるのか。 覇桜の事を聞いて平然を装ってる私だけど、正直かなり動揺している。 あんなに皆を避けてこの街まで来たけど、探していると聞いた瞬間“会いたい”と思った。 だけど…それはできない。 ただ自分が皆に会うのが怖いだけ……。 私は、弱い。 あの日から全く変わってない。 理「自分が正しいと思った道、か…。」 カランッという氷とグラスがぶつかり合う音が妙にこの空間に響いた。