腕の中で目を瞑る理央。 陸「ごめんな。」 そう呟いて、俺は理央を抱え上げた。 翼「……陸玖。」 そう俺の名前を呼んだ翼は複雑そうな顔をしていた。 多分何か勘違いしてるだろうな。 陸「聞きたいことは分かってる。けど話は後だ。 場所を変えるから着いてきてくれ。」 なるべく早くここから理央を連れ出してやりたい。 翼「分かった。」 翼の返事を聞くと、俺は理央を抱き抱えたまま屋上を出た。