No.1ガール〜桜の姫〜①



腕の中で目を瞑る理央。



陸「ごめんな。」



そう呟いて、俺は理央を抱え上げた。




翼「……陸玖。」



そう俺の名前を呼んだ翼は複雑そうな顔をしていた。



多分何か勘違いしてるだろうな。




陸「聞きたいことは分かってる。けど話は後だ。
場所を変えるから着いてきてくれ。」




なるべく早くここから理央を連れ出してやりたい。




翼「分かった。」



翼の返事を聞くと、俺は理央を抱き抱えたまま屋上を出た。